超法規的権限を発動、部外者を国立大学の役員に起用

プラユット首相はこのほど、憲法の規定された超法規的権限に基づいて国立大学の役員に大学関係者以外を起用することを許可した。国立大学では、役員の選出でトラブルが大学の運営にまで影響することがあり、この問題を解決すべく部外者を役員として採用することを可能とした。

なお、現政権の後ろ盾である国家平和秩序評議会(NCPO)議長(プラユット首相)に超法規的権限を付与することは、2014年5月のクーデターに伴う憲法廃止で制定された暫定憲法に規定されていたもので、現行の新憲法にも引き継がれている。

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