危倉庫/総会 危険物法規の見直しで研究・提言

物流業界ニュース(物流/運送情報)

日本危険物倉庫協会(瀬戸口仁三郎会長)は5日に加賀山代温泉で総会を開き、20日に議事録をまとめた。役員の交代では、山之内純副会長(日陸)が退任し、田野泰二理事(同)が副会長に昇格した。

今年度は危険物法規(消防法、毒物及び劇物取締法、高圧ガス保安法等)の調査・研究、情報収集、これらの法規の見直し関する研究と提言を行う。また、日本危険物コンテナ協会、日本タンクターミナル協会など関係諸団体との情報共有を行う。

消防法関係では、危険物貯蔵所等における現行基準の妥当性について研究。移動式架台の類・品名による設置制限の撤廃、倉庫出入口庇部分の床面積算入の除外を要望し、危険物倉庫に普通品倉庫、事務所を併設など複合使用の可能性を探る。

毒物及び劇物取締法関係では、各行政機関の法律に対する見解の統一化、法律運用等における貯蔵および運送の基準の新設を求める。高圧ガス保安法関係では、取り扱い・蔵置について研究する。

カーゴニュース7月26日号

powered by cargo news

富士物流は、物流・倉庫ソリューションの一括アウトソーシング(3PL)を実現します。

Let's block ads! (Why?)